結婚相談所はやめた方がいい?向かない人の特徴と、向く人・代わりの選択肢を中立に整理
「結婚相談所」と検索すると、「やめた方がいい」「やめとけ」という言葉が一緒に出てきます。ただ、検索の上位に並ぶ記事の多くは結婚相談所自身が書いたもので、「向かない人」まで正面から書いたものは多くないです。この記事では、どの相談所にも属さない立場から、結婚相談所が向かないことがある人の特徴、向いている人の特徴、そして代わりの選択肢を、各相談所の公式情報と国の資料をもとに整理します。
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- 「やめた方がいい」と言われる3つの理由(費用・ルール・ペース)
- 結婚相談所が向かないことがある人と、向いている人の特徴
- マッチングアプリ・婚活パーティー・自治体の結婚支援など、代わりの選択肢
- 入会前に確かめる5つのことと、合わなかった時のやめ方

「やめた方がいい」と言われる理由は3つに分けられる
結婚相談所が合わなかったという話を整理すると、理由はおおむね次の3つに分けられます。どれも相談所の良し悪しというより、仕組みと自分の状況が合っているかどうかの問題です。
| 理由 | 中身 | 確かめる資料 |
|---|---|---|
| 費用 | 入会時・毎月・成婚時の費用がかかり、1年で数十万円になることがある | 料金表と概要書面 |
| ルール | 交際の期間や、成婚とみなす条件など、決まりの中で活動する | 交際のルール・規約 |
| ペース | お見合いから交際、婚約までの流れが、期間を区切って進む | 活動の流れの説明 |
費用については、公式サイトの料金で1年続けた場合を計算すると、成婚料0円のプランで約23万〜31万円、成婚料のあるプランで約61万〜68万円の例があります(当サイトの計算。詳しくは結婚相談所の成婚料)。
結婚相談所が向かないことがある人の特徴
次のような状況に当てはまる人は、入会しても負担が大きく感じられることがあります。当てはまるから入会してはいけない、ということではなく、入会前に対策を考えておきたいポイントです。
- 1年分ほどの費用を、無理なく用意しにくい人:月会費は活動を続けるほど積み重なります。費用が気になって活動に集中できないと、本末転倒になりやすいです
- 決まったルールの中で交際するのが窮屈な人:たとえばIBJの「お見合いと交際のルール&マナー」では、交際期間はお見合いの日から3か月が原則とされ、宿泊をともなう旅行や同棲なども「成婚」とみなすと書かれています(IBJ公式)
- まずは恋人探しから始めたい人:結婚相談所は結婚を前提にした仕組みなので、「結婚するかはまだ分からない」という段階だと、交際の期限が重く感じられることがあります
- 証明書類を出すことに抵抗がある人:IBJは、加盟相談所では独身証明書と収入証明書の提出が必須だと説明しています(IBJ公式)
- 担当者に相談するより、自分だけで決めたい人:担当者のアドバイスや、お見合いの返事の取り次ぎを、煩わしく感じる人もいます
また、入会できる年齢の目安を設けている相談所もあります。たとえばIBJメンバーズは、公式サイトの料金ページで男性25〜49歳・女性20〜39歳という入会の目安を示しています(2026年10月時点)。年齢の条件がない相談所や、40代・50代向けの相談所もあるので、自分の年齢で選べる範囲を先に確かめましょう。年代別の考え方は40代・50代の婚活でまとめています。
結婚相談所が向いている人の特徴
反対に、次のような人には、結婚相談所の仕組みが助けになりやすいです。
- 1年以内など、結婚までの期間をある程度決めて活動したい
- 相手が独身かどうかを、書類で確かめたうえで会いたい
- お見合いの日程調整や、断りの連絡を任せたい
- 交際の進め方やプロポーズについて、相談相手がほしい
- 再婚や子どもの有無など、事情を最初から分かってもらったうえで会いたい
IBJの公式サイトによると、お見合いはホテルのラウンジなどで1時間ほど話し、交際の返事や連絡先の交換はシステムを通して行う流れです(IBJ公式)。自分で相手に断りの連絡を入れるのが苦手な人にとっては、この「間に人が入る」仕組みが大きな助けになります。マッチングアプリとの違いは結婚相談所とマッチングアプリの違いで比べています。
数字で見る:結婚相談所で結婚する人の割合
リクルートの「婚活実態調査2024」では、2023年に結婚した人のうち、結婚相談所を通じて結婚した人は2.4%、ネット系婚活サービスを通じた人は11.4%、婚活パーティー・イベントは1.5%でした(リクルート, 2024。民間の調査)。こども家庭庁の調査では、直近5年間に結婚した人(15〜39歳)の出会いのきっかけで、マッチングアプリが25.1%でした(こども家庭庁, 2024)。
結婚相談所の割合が小さいのは、そもそも使っている人の数が少ないためでもあり、この数字だけで「相談所は結婚しにくい」とは言えないです。逆に、相談所の広告に出てくる「成婚率」も、分母や成婚の定義が相談所ごとに違います(結婚相談所の選び方)。数字は、使い方を考える材料の一つとして見ましょう。
代わりの選択肢と、組み合わせ方
結婚相談所が今の自分に合わないと感じたら、ほかの方法から始める道もあります。
マッチングアプリは18歳未満の方は利用できません(出会い系サイト規制法)。
| 方法 | 費用の目安 | 合いやすい人 |
|---|---|---|
| マッチングアプリ | 男性の1か月プランは3,800〜4,900円前後。女性は基本機能無料のアプリが多い | 費用を抑えて、自分のペースで始めたい人 |
| 婚活パーティー・街コン | 1回ごとの参加費 | 文章より、会って話して決めたい人 |
| 自治体の結婚支援センター | 登録料などは地域ごとに違う | 住んでいる地域の公的な仕組みを使いたい人 |
| オンライン型の結婚相談所 | 入会時の費用を抑えたプランがある | 相談所の仕組みは使いたいが、費用を抑えたい人 |
(アプリの料金は2026年10月時点・税込・各社公式サイトの表示をもとにした幅で、マッチングアプリの料金の比べ方で詳しく解説しています。ブラウザ払いとアプリ内課金で値段が違います)
「まずアプリで3か月試し、うまく進まなければ相談所の無料相談を受ける」のように、期間を区切って切り替える方法もあります。それぞれの始め方は婚活の始め方、パーティーの選び方は婚活パーティー・街コンの選び方と注意、アプリの安全な使い方はマッチングアプリの安全な使い方でまとめています。
入会前に確かめる5つのこと
結婚相談所を検討する時は、次の5つを確かめてから決めると、「思っていたのと違う」を減らせます。
- 1年続けた場合と、半年で成婚した場合の総額を計算する
- 交際のルール(期間・同時に交際できる人数・成婚とみなす条件)を読む
- 自分の希望条件で会えそうな会員の数を聞く
- 担当者のサポートの範囲(面談の回数・連絡の手段)を聞く
- 休会・中途解約の手続きと、返金の計算方法を書面で確かめる
無料相談でこれらを聞く方法は、結婚相談所の無料相談で聞かれること・確かめることで、質問リストと勧誘の断り方とあわせて紹介しています。
入会してから合わないと感じた時のやめ方
結婚相談所の契約のうち、期間が2か月を超え、金額が5万円を超えるものは、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に当たります(消費者庁)。合わないと感じた時に使える仕組みは次の通りです。
- クーリング・オフ:契約書面を受け取った日から8日以内なら、理由を問わず解除でき、払ったお金は返してもらえる
- 中途解約:8日を過ぎても解約でき、相談所が請求できる解約料には上限がある(サービス開始後は「2万円」か「契約残額の20%」の低いほう+すでに受けたサービスの対価)
- 休会:制度がある相談所なら、活動をいったん止められる。たとえばエン婚活エージェントは、休会中の月会費を7,150円と表示している(2026年10月時点・公式サイトの表示)
「やめたい」と思ったら、まず契約書面の中途解約の欄を読み、精算の明細を書面でもらいましょう。計算の例は結婚相談所の費用と契約で紹介しています。
解約や返金の話がまとまらない時は、一人で交渉を続けず、消費者ホットライン「188」に電話しましょう。近くの消費生活センターにつないでもらえます。どの婚活の方法でも、知り合った相手から投資やお金の話が出た時は、詐欺を疑いましょう。警察庁によると、2025年のSNS型ロマンス詐欺で、最初に接点を持ったツールはマッチングアプリが32.7%で、被害者の75.6%が40〜60代でした(警察庁, 2026)。困った時は「#9110」(警察相談専用電話)にも相談できます。
最終確認日:2026年10月1日