女性の「出会いがない」理由:内的要因編|相手への条件の優先順位・「自然な出会い」を待つ気持ち・受け身になりやすい仕組みとの付き合い方
「いい人がいれば結婚したい」「出会いは自然に訪れるもの」。そう思いながら、気づけば時間がたっていた、という女性は少なくないです。この記事では、女性の内的要因を、国の調査と結婚相談所の公表データで整理し、考え方の切り替え方と、この状況に合う出会い方、今日からできる小さな一歩をまとめます。理想を下げましょうという話ではなく、大切なものの順番を整える話です。
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この記事のまとめ
- 結婚相手に求めることの上位は、男女とも「価値観が近い」「一緒にいて落ち着ける」
- 行動しない理由として、女性では「結婚相手とは自然に出会いたい」が上位に挙がる
- 結婚相談所の公表データでは、成婚した女性は自分からの申し込みが約2倍だった
- 条件に順番をつけ、自分からも申し込むことが、出会いを増やす近道
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- 女性の内的要因を数字で見る
- 内的要因①条件の優先順位、②「自然な出会い」を待つ気持ち、③受け身になりやすい仕組み
- 責めずに考え方を切り替えるヒント
- この状況に合う出会い方と、小さな一歩

女性の内的要因を数字で見る
内閣府の調査(2021年度)で、独身の男女が結婚相手に求めることの上位は、男女とも「価値観が近い」「一緒にいて落ち着ける・気を遣わない」「一緒にいて楽しい」で、5〜7割でした。男女で差が大きかった項目は次のとおりです(内閣府男女共同参画局, 2022)。
| 結婚相手に求めること | 独身女性 | 独身男性 |
|---|---|---|
| 満足いく経済力・年収(20〜30代) | 32.6% | 5.8% |
| 満足いく経済力・年収(40〜60代) | 39.3% | 4.7% |
| 正規雇用である(20〜30代) | 15.1% | 4.4% |
(出典:内閣府男女共同参画局「令和4年版 男女共同参画白書」)
同じ調査では、40〜60代の独身女性が積極的に結婚したいと思わない理由に、「結婚相手として条件をクリアできる人に巡り合えそうにないから」が5割前後で挙がっています。条件を持つこと自体は自然なことで、問題になるのは、条件の数が多くなり、会える人が少なくなってしまう時です。
内的要因①:条件が多く、優先順位がつけにくい
結婚を考えると、経済面や働き方、住む場所など、確かめたいことが増えていきます。どれも大切な一方で、全部を満たす人を探すと、候補はどうしても少なくなります。
条件を「ゆずれない」「あるとうれしい」「気にしない」の3つに分けてみましょう。上の調査で男女とも上位だった「価値観」や「落ち着ける」ことは、会って話してみないと分からないものです。数字の条件は少なめにして、会ってから確かめる部分を残しておくと、出会いの幅が広がります。
内的要因②:「自然に出会いたい」という気持ち
こども家庭庁の有識者会議の取りまとめでは、相手を探す行動を「したほうがいいのは分かっているが、まだしていない」理由として、女性では「結婚相手とは自然に出会いたいと思っているから」が高い理由に挙がっています。男女とも「婚活より優先したいことがあるから」も上位でした(こども家庭庁, 2025)。
一方で、外的要因編で見たとおり、35歳以上で知り合った夫婦では、見合い・結婚相談所での出会いが約4割を占めています(国立社会保障・人口問題研究所, 2023)。結婚相談所やアプリで知り合っても、会ってからの関係の育ち方は、ほかの出会いと変わらないです。「きっかけ」と「関係」は分けて考えてみましょう。
内的要因③:申し込みを待つ側になりやすい
IBJの2024年版成婚白書では、女性は申し込みを受ける数が、自分から申し込む数を大きく上回り、受け身になりがちな傾向があると分析されています(IBJ, 2025)。2025年版では、成婚した女性は成婚しなかった女性に比べて、自分からの申し込みが約2.0倍(26件と13件)、お見合いの数が約2.2倍(11回と5回)でした(IBJ, 2026)。
自分から申し込むことは、積極的すぎることではなく、出会いの幅を自分で選ぶことです。申し込みを受けるのを待つだけでなく、気になった人には自分からも申し込んでみましょう。
考え方の切り替え
| よくある考え | 置きかえ方 |
|---|---|
| 条件を下げたくない | 条件に順番をつけるだけ。下げるのではなく整える |
| 出会いは自然に訪れるもの | きっかけが何でも、関係は会ってから自然に育つ |
| 自分から申し込むのは気が引ける | 申し込みは「会ってみたい」の意思表示。相手も選べる |
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この状況に合う出会い方
| 方法 | この状況でのメリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 結婚相談所 | 担当者と一緒に条件の優先順位を整理できる。独身証明書などで相手の状況を確かめられる | 料金表は男女同額の相談所が多く、費用がかかる |
| マッチングアプリ | 基本機能を女性無料にしているアプリもあり、自分のペースで条件を試しながら探せる | 無料の範囲はアプリごとに違う。独身かどうかは自己申告が中心 |
| 婚活パーティー | 条件より先に、会って話した印象で相手を知れる | 短い時間で判断することになりやすい |
(料金は2026年10月時点の公式サイトの表示にもとづきます。くわしくはマッチングアプリの料金、結婚相談所の料金の見方)。40代の方は、成婚率の数字の読み方も含めて40代女性の結婚相談所で解説しています。
マッチングアプリは18歳未満の方は利用できません(出会い系サイト規制法)。
今日からできる小さな一歩
- 相手に求める条件を書き出し、「ゆずれない」を3つまでにしぼる
- 「会ってみないと分からないこと」(価値観・落ち着けるか)を、確かめたいことリストに入れる
- 結婚相談所の資料を取り寄せるか、アプリで気になった人に1人、自分から申し込んでみる
まわりの環境の理由も気になる方は女性の外的要因編、全体の見取り図は出会いがないのはなぜ?をご覧ください。
出会いを探す中で、会ったことのない相手から投資やお金の話が出たら、詐欺を疑いましょう。困った時は「#9110」(警察相談専用電話)か「188」(消費者ホットライン)に相談しましょう。
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最終確認日:2026年10月3日