出会いがないのはなぜ?男性・女性別に「外的要因」と「内的要因」で整理する(国の調査データつき)
「気づけば何年も新しい出会いがない」と感じた時、多くの人は「自分に何か足りないのでは」と考えがちです。けれど、国の調査を見ると、出会いが減る理由には、職場や友人関係の変化など、本人の努力とは別のところにあるものも多く含まれます。さらに、男性と女性では、調査に表れる理由の傾向に違いもあります。この記事では、出会いがない理由を「まわりの環境(外的要因)」と「自分の側(内的要因)」に分け、男性・女性それぞれの傾向を国の調査の数字で整理します。どちらかの性別に原因があるという話ではなく、データの傾向として読んでください。
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この記事のまとめ
- 独身でいる理由の1位は、男女とも「適当な相手にまだめぐり会わない」(25〜34歳、2021年)
- 理由は「外的要因(環境)」と「内的要因(自分の側)」に分けると、打つ手が見えやすい
- 調査では、男性は経済面や交際経験、女性は家事・育児の負担や相手への条件で、違いが出ている
- 理由によって、結婚相談所とマッチングアプリのどちらが合いやすいかが変わる
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- 国の調査で見る「出会いがない」の実態(男女別)
- 外的要因・内的要因 × 男性・女性の4つの見取り図
- 男性・女性それぞれのセルフチェック
- 理由ごとの解決策の記事への案内

「出会いがない」は、男女とも最も多い悩み
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」(2021年)では、いずれ結婚するつもりの25〜34歳の未婚者が独身でいる理由として、「適当な相手にまだめぐり会わないから」を挙げた人が、男性で43.3%、女性で48.1%と、男女とも最も多い結果でした(国立社会保障・人口問題研究所, 2023)。
こども家庭庁が15〜39歳を対象に行った意識調査(2024年)でも、未婚者が挙げる結婚へのハードルは「そもそも出会いの場所・機会がないこと」が29.3%で最も多くなっています。同庁の有識者会議の取りまとめでは、その具体的な中身として「身近に同世代の未婚者が少ない(いない)」が男女とも最も多いと整理されています(こども家庭庁, 2025)。
| 調査の項目 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 独身の理由「適当な相手にまだめぐり会わない」(25〜34歳) | 43.3% | 48.1% |
| 交際相手(友人・恋人・婚約者)がいない未婚者(18〜34歳) | 72.2% | 64.2% |
| 恋人がいる未婚者のうち「ネットで」知り合った人 | 11.9% | 17.9% |
| 一年以内に結婚するとしたら障害になるもの「結婚資金」 | 47.5% | 43.0% |
(出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」2021年調査、2023年報告書。対象は主に18〜34歳の未婚者です)
見取り図:外的要因・内的要因 × 男性・女性
出会いがない理由は、自分の努力だけでは変えにくい「外的要因(まわりの環境)」と、動き方で変えられる「内的要因(自分の側)」に分けると整理しやすくなります。国の調査で男女の差が見られた項目を中心に、4つに分けました。
外的要因に当てはまるなら、自分を責める必要はないです。出会いの「経路」を足すことで手を打てます。内的要因に当てはまるなら、性格を変えるのではなく、動き方を少し変えることで手を打てます。
男性のセルフチェック
当てはまるものが多い側の記事から読むと、解決策が見つけやすくなります。
| 当てはまること | 分類 | 読む記事 |
|---|---|---|
| 職場に独身の人がいない、友人からの紹介もなくなった | 外的要因 | 男性の外的要因 |
| 収入や仕事の安定が気になって、結婚に踏み出しにくい | 外的要因 | |
| 恋人として交際した経験が少なく、何から始めればいいか分からない | 内的要因 | 男性の内的要因 |
| 自分に自信がなく、声をかけたり誘ったりするのが苦手 | 内的要因 |
女性のセルフチェック
| 当てはまること | 分類 | 読む記事 |
|---|---|---|
| まわりの友人はほとんど結婚して、誘われる集まりも減った | 外的要因 | 女性の外的要因 |
| 結婚すると仕事と家事・育児を一人で抱えそうで、気が進まない | 外的要因 | |
| 相手に求める条件が多く、どれを優先すればいいか迷う | 内的要因 | 女性の内的要因 |
| 出会いは自然に訪れるものだと思い、自分からは動いていない | 内的要因 |
動けていない人は多い:男女共通の傾向
こども家庭庁の有識者会議の取りまとめでは、結婚したいと思っていて交際相手がいない未婚者のうち、結婚も視野に入れた相手を探す行動を「全く/あまりしていない」人が男女とも8割を超えていました。そのうち約5割は「したほうがいいのは分かっているが、まだしていない」と答えています(こども家庭庁, 2025)。
動いていない理由は男女で少し違い、男性では「自分のスペック(給料や学歴など)に自信がないから」、女性では「結婚相手とは自然に出会いたいと思っているから」が高い理由として挙げられています(こども家庭庁, 2025)。動けないのは珍しいことではなく、多くの人が同じところで止まっています。
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理由ごとに、合う解決策は違う
出会い方を足す方法には、結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティーなどがあります。理由によって、合いやすいものが変わります。
| 主な理由 | 合いやすい方法の例 | 理由 |
|---|---|---|
| 職場・紹介の出会いが減った | マッチングアプリ、結婚相談所 | 職場や友人に頼らない出会いの経路を足せる |
| 同世代の独身者が少ない | 結婚相談所 | 年代や地域を指定して、結婚を考えている人を探しやすい |
| 交際経験が少ない・自信がない | 結婚相談所 | 担当者がプロフィールづくりや日程調整を手伝う |
| まず費用を抑えて試したい | マッチングアプリ | 月額で始められ、自分のペースで相手を探せる |
表は当サイトがまとめた目安です。費用や本人確認の違いは結婚相談所とマッチングアプリの違い、アプリで進まない時の考え方は続ける・併用・切り替えの判断表で解説しています。
会えるようになっても、お見合いや初めてのデートで次につながらない時は、婚活の第一印象:心理学で分かっていることで、表情・声・あいさつの整え方をまとめています。
マッチングアプリは18歳未満の方は利用できません(出会い系サイト規制法)。
出会いを探す時に気をつけたいこと
出会いがない時期が長いほど、やさしく話を聞いてくれる相手に気持ちが傾きやすくなります。警察庁の確定値では、2025年のSNS型ロマンス詐欺は5,645件、被害額は546.4億円で、被害者の75.6%が40〜60代でした(警察庁, 2026)。
会ったことのない相手から投資やお金の話が出たら、詐欺を疑いましょう。困った時は「#9110」(警察相談専用電話)か「188」(消費者ホットライン)に相談しましょう。
今日からできる小さな一歩
- 上のセルフチェックで、当てはまったものに印をつける
- 印が多かった側(外的要因・内的要因)の記事を1本だけ読む
- 自分の状況に近いものをあなたの状況から選ぶで探し、合う出会い方を1つ決める
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最終確認日:2026年10月3日
参考にした資料
- 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」
- 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査 報告書 第Ⅰ部 独身者調査の結果」(PDF)
- 内閣府男女共同参画局「令和4年版 男女共同参画白書」特集 第2節 結婚と家族を取り巻く状況
- こども家庭庁「若者のライフデザインや出会いに関する意識調査」ウェブアンケート調査結果(令和6年度、PDF)
- こども家庭庁 ライフデザインに関するワーキンググループ「議論のまとめ(最終報告)案」(2025年1月21日、PDF)
- 警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」